2025年 1月11日(土)~13日(月祝)
ことぶきアリーナ千曲
(長野県)
「U-18年代のレベルアップ」と「日常的なリーグ環境の整備」の二つのねらいで始まったこの大会も、今年で9回目となります。第3回大会からことぶきアリーナ千曲を会場とし、昨年度から3日間開催となりました。今回もtotoの助成と多摩大学からの協賛、地元自治体や協会、メディア各社の後援をいただき開催できることをうれしく思います。主管の長野県フットサル連盟はじめ、大会をささえてくださる地元の皆さまに心より感謝申し上げます。持続可能なあり方を求めた結果、審判員の帯同を各チーム、リーグにお願いしました。ご理解、ご協力に感謝いたします。
この大会を経験したプレーヤーが、大学やFリーグ、海外、あるいは日本代表として活躍する姿を目にします。大会の注目度は高く、フットサルのレベルアップに貢献できている実感があります。しかし日本代表はFIFAフットサルワールドカップ・ウズベキスタン2024の出場権を逃しました。まだメジャーとは言えないスポーツにとっては大きな痛手です。「U-18年代のレベルアップ」のためにも、「誰が、いつ、フットサルに取り組むのか」を考慮したリーグ環境の整備が必要です。
「日常的なリーグ環境の整備」については、年度はじめの調査で「U-18リーグを実施している」との回答が、北海道、宮城又は東北、埼玉、千葉、東京、神奈川、富山、長野、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡、熊本、鹿児島、関東の16地域からあり、この10年で大きく進みました。
しかしその実態はさまざまです。チーム数が増えない、リーグ日程が定まらない、施設や審判が不足している、お金がかかる、担い手がいない…。各地のU-18フットサルリーグが直面するこれらの課題は、ユース年代のスポーツ環境を持続可能なものとするために乗り越えねばならない課題であり、今後の可能性でもあります。
来年度で10周年を迎えるタイミングで、この大会を、各地域リーグの現状も含めドキュメンタリー映像として記録に残すプロジェクトに取り組みます。アーカイブとして記録するだけでなく、メッセージを共有し理解者を増やすために用いますご理解とご協力をお願いいたします。
大会に携わるすべての人が、U-18フットサルを思う存分楽しみ、千曲市を堪能していただくことを願います。そして大会後も、それぞれの地元で、健康・安全で“ゆたかなくらし”が展開されることを、心より願います。
令和6年12月27日
特定非営利活動法人サロン2002
理事長 中塚 義実
名称 | 第9回U-18フットサルリーグチャンピオンズカップ |
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主催 | 特定非営利活動法人サロン2002 |
主管 | 長野県フットサル連盟 |
後援 |
長野県、 長野県教育委員会、 千曲市、 一般社団法人信州千曲観光局、 一般社団法人長野県サッカー協会、 戸倉上山田温泉旅館組合連合会、 信濃毎日新聞社、 TSBテレビ信州、 信州ケーブルテレビジョン、 ちくま未来戦略研究機構 |
協賛 | 多摩大学 |